これから、乳がんの治療が始まる方に、どんな本を読んだら良いかと聞かれた。ネット上には既にたくさんの名著が紹介されているが、私が読んだ中で、乳がんやがんに少しは関係ある本でそれなりに面白かったものを書いておく。私の好みでオタクな本が多いかもしれない。
以下、著者、書名、私が感じた面白さ(◎、○、△の順)、ちょっと感想。
絶版もあるが大きな図書館なら置いてあると思う。
今後も読んだら追加。資料のデータベース化がこのブログの目的の一つだからこれで、がん関連の書籍が整理できそう。
最近は年齢のせいで本の内容より、重量が軽いことが重要になってしまった。
Index: (1) 乳がん全般 (2) がん、乳がん治療・診療・検査一般 (3) 化学療法 (4) 生き方・体験記 (5) 疫学・予防・食事・ホリスティック医療 (6) 抗がん剤対策、髪・爪について知る (7) ボディーイメージ (8) がんや病気の社会的側面 (9) 乳がん理解のための医学・生物知識 (9.1) がん発生学、分子生物学 (9.2) 医学論文の読み方 (9.3) 進化・遺伝 (9.4) 解剖学・病理学・生理学 (9.5) 免疫学、医薬雑学などこれとは別にまとめたのは、
乳がんについてのネット上のサイト →
乳がん基礎知識リンク集。
乳がん手術・乳房再建 →
乳房再建リンク集(ネット上のサイト、医療施設、参考書)
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(1)乳がん全般:中村 清吾
専門医が答えるQ&A 乳がん―発見・検査・治療・再発防止策タイプ別くわしい体験談 ○
薄くて安い割に中身が詰まっていてお得。母にも読んでもらった。
福田 護
乳がん全書 ○
内容はすばらしいが、厚いので持ち歩くには重い。
(2) がん、乳がん治療・診療・検査一般:戸井雅和 乳癌レビュー 2009 ◎
2009年1月出版。2008年までの乳がん全般の
研究結果がわかりやすく説明されている。
安達 洋祐
最新エビデンスに基づく乳がんガイド ◎
私にとってはバイブル。
別冊日経サイエンス
がんを知り、がんを治す-研究最前線と新薬開発 ◎
2002年から2008年1月の間に日経サイエンスに掲載された
がんに関する掲載記事をまとめたもの。
殆どがサイエンティフィックアメリカンの記事翻訳。
専門家による、わかりやすい解説が多い。
近藤 誠
大病院「手術名医」の嘘 ○
近藤 誠
よくない治療、ダメな医者から逃れるヒント △
御厨 修一
がん治療―正しい知識を必要とするときに ○
中川 恵一
がんのひみつ ○
植松 稔
明るいがん治療―切らずにピンポイント照射 △
福富 隆志
乳がん診療ハンドブック ○
日本乳癌学会
乳がん診療ガイドラインの解説―乳がんについて知りたい人のために (2006年版) ○
この本の患者の認知度は3割という
調査結果(図12参照)がある。
この調査によると患者会に入っていると得られる情報量が大。
日本乳癌学会
乳癌診療ガイドライン1-5 ○
ネット上にあるのは2005年版。最新版は以下。
乳癌診療ガイドライン1 薬物療法 2007年版 乳癌診療ガイドライン2 外科療法 2008年版 乳癌診療ガイドライン3 放射線療法 2008年版 乳癌診療ガイドライン4 検診・診断 2008年版(3) 化学療法:矢沢サイエンスオフィス
抗ガン剤治療のすべてがわかる本 ○
近藤 誠
新・抗がん剤の副作用がわかる本 ○
渡辺 亨
がん常識の嘘 ○
主婦と生活社
抗がん剤の作用・副作用がよくわかる本 △
(4) 生き方・体験記:柳原 和子
がん患者学 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ◎
乳がんの疑いが出てから最初に読んだ、すごい本。
私のその後の勉強の方向を決めた。
R. N. リーメン
失われた物語を求めて―キッチンテーブルの知恵 ◎
著者は医師だが15歳からクローン病に。名門病院の院長になるが
がん患者・がん専門医のセラピストに。医師が患者の気持ちに
沿えるように教育プログラムを作り、ホリスティック医療を推進。
抄訳のため原著
Kitchen Table Wisdomはもっと厚い。
柳原 和子
百万回の永訣―がん再発日記 ○
エリザベス・キューブラー・ロス
死ぬ瞬間 ○
On Death and Dying 死、それは成長の最終段階 続・死ぬ瞬間 ○
Death: The Final Stage of Growth 医療書など読むと出てくる「死の受容プロセス」
否認 → 怒り → 取引 → 抑鬱 → 受容
というプロセスを発見したのが著者。
彼女が提唱した、死に向かう患者と医療の姿が
大きく医療システムを変え、ホスピスなどが始まった。
(→記事:
お盆の読書:エリザベス・キューブラー・ロス参照)
ヴィクトール・E・フランクル
夜と霧 ◎ ..trotzdem ja zum Leben sagen (Ein Psychologe erlebt das Konzentrationslager
<生きる意味>を求めて ◎
The Unheard Cry for Meaning: Psychology and Humanism 夜と霧はナチスドイツの強制収容所の体験記であり
これらの著書から生きる意味について心の支えを得た。
(→記事:
すべては永遠の記録として書き込まれる参照)
ヤング・メイスン
患者の声 病気の体験 △
The Patient's Voice: Experiences of Illness(5) 疫学・予防・食事・ホリスティック医療:日本乳癌学会
乳癌診療ガイドライン5 疫学・予防 2008年版 ○
(→記事:
乳がんの予防(1)2008年度ガイドライン参照)
田島 和雄、古野 純典
がんの疫学(がん研究のいま) △
TODAY!編集部
体験者が伝える乳がん安心!生活BOOK ○
渡辺 宏
「食の安全」心配御無用 ○
マクロビや自然食の前に、この本や著者のサイト(→
安心!?食べ物情報)で常識的な食の知識を。
香川 靖雄 他
時間栄養学-時計遺伝子と食事のリズム ○
日本栄養・食糧学会大会シンポ(2008/5)の書籍化。
時間生物学の内、特に食物や食習慣に関連した内容。
幕内 秀夫
病気にならない食べ方 ○
幕内 秀夫
乳がんから命を守る粗食法―免疫力を高め、発症・再発を防ぐために! △
福田 護 他
乳がんの人のためのレシピ―おいしく食べて、元気に生きよう △
柳原 和子
告知されたその日からはじめる私のがん養生ごはん △
帯津 良一
がんを治す在宅療法大事典―退院後から始まる本当の闘い 食事療法から漢方療法・気功・心理療法・ホメオパシーまで ◎
ここにある化学療法中・手術後の気功は動けない時期の
気分転換と運動になった。内容が濃い500ページで2625円は安い。
帯津 良一
帯津流がんと向きあう養生法―心・体・気 ○
A. ワイル
癒す心、直す力 ―自発的治癒とはなにか ○
Spontaneous Healing Discover Embrace MaintainA. ワイル
心身自在 △
Eight Weeks to Optimum Health(6) 抗がん剤対策、髪・爪について知る:阿部 更織
快適!カツラ生活Q&A ◎
4歳から病気で全身脱毛の著者の生き方も参考に。
下記「迷いの体」にも登場。2002年亡くなくなられました。
小林 信也
カツラーの秘密 ◎
小林 信也
恋するカツラ ○
著者はスポーツライター。男性も苦労してます、笑いも一杯。
著者のサイト"
カツラーの部屋"。
髪ングアウト倶楽部もがんばれ。
クラーレンス・R・ロビンス
毛髪の科学 第4版 毛髪専門家による600ページの分厚い専門書で非常に面白い。
くせ毛について調べるために読んだ。
毛髪についてわからないことがたくさんあることがわかる。
松崎 貴 他 "
最新の毛髪科学"
ロビンス『毛髪の科学』に比べ薄いが値段が手頃な専門書。
毛髪について基礎的な部分からよくわかる。
(→毛髪関連文献・サイトについては記事:
毛髪の科学:くせ毛とは参照)
荒俣 宏
髪の文化史 ○
唐沢 俊一
育毛通 △
東 禹彦
爪 基礎から臨床まで (第1版) ○
著者は皮フ科医。爪だけについて書かれた専門書は稀。
図版も多くきれい。爪の発生から成長速度など非常に詳しい。
東 禹彦監修、山崎 比紗子 他
ネイルセラピー 介護・福祉にも役立つ爪の手入れ 爪の基礎知識病気とトラブル実践技術を学ぶ ○
B5版で写真多数。主体はネイルケアを含む手足のケア解説。
(7) ボディーイメージ:石井 政之
迷いの体―ボディイメージの揺らぎと生きる ◎
石井 政之
肉体不平等―ひとはなぜ美しくなりたいのか? ◎
M. モネスティエ
図説 乳房全書 ○
Les Seins その内容量のすごさ、圧巻。
M. ヤーロム
乳房論―乳房をめぐる欲望の社会史 ○
History of the Breast デュル
挑発する肉体―文明化の過程の神話〈4〉 △
これらの本は乳がん手術で落ち込まないように、
自分のボディーイメージを認識のために読んだ。
その結果、乳がんや子宮がんは女性に多いとはいえ、
病気に加えジェンダーの問題をはらむことに気付いた。
(8) がんや病気の社会的側面:S. ソンタグ
新版 隠喩としての病い・エイズとその隠喩 ○
Illness as Metaphor and AIDS and Its Metaphors 乳がんになった著者が、文学の中のがんのメタファーについて
他の病気と比較しながら考察。 auspicious_dayさん推薦本。
立川 昭二
病気の社会史―文明に探る病因 △
石井 政之
顔面バカ一代―アザをもつジャーナリスト ◎
形成治療の課題、ハンセン病を含む顔面にアザや障害を持つ者や
差別を世界中で取材し、自らを異形と呼び、
「ユニークフェイス」というグループを作り、アザを克服していく。
興味深い内容に満ちている。
(9) 乳がん理解のための医学・生物知識:(9.1) がん発生学、分子生物学井出 利憲
分子生物学講義中継〈Part3〉発生・分化や再生のしくみと癌、老化を個体レベルで理解しよう ◎
がん、乳がん研究最前線を知るには分子生物学が必須。
分子生物学講義中継シリーズをPart0から読むのが良い。
(→記事:
分子生物学入門参照)
井出 利憲
よくわかる分子生物学の基本としくみ ○
分子生物学講義中継 Part0,1,2,3と重なりが多いが
1冊で分子生物学を知るにはよい。
井出 利憲
図解入門 よくわかる細胞生物学の基本としくみ ○
分子生物学講義中継 Part0,1,2,3と重なりが多いが
細胞学だけまとめて読むには便利。
Sadava et al "
Life: The Science of Biology" (8th edition 2006/12) ◎
英文。米国の大学生物学の標準教科書のCD版(810円で購入) 。第8版以降もリンク先にソース公開されている。オールカラー、アニメーションもある図・写真、実験解説が充実。知識からではなく、考え方、原理から入っていく進め方が学習向き。
"
カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第1巻細胞生物学” ◎
"
カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第2巻分子遺伝学" ◎
上記""Life"の日本語訳、ブルーバックス。厚いが新書版なので持ち歩ける。"カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第3巻分子生物学"は2010年8月ごろ発売予定。
栃内 新, 左巻 健男 "
新しい高校生物の教科書" ◎
2006年刊、同じくブルーバックスで、コンパクトで、わかりやすくまとまっている。白黒だが図は線画なのでかえって見やすい。
村上康文編
ポストゲノムの分子生物学入門 ◎
一冊の中に内容が詰まっていて現代の分子生物学が俯瞰できる。
1.分子生物学の基礎、2.バイオテクノロジーの基礎、
3.バイオインフォマティクスの基礎
全体像をつかみ各分野の文献を読むとその意義がよくわかる。
帯刀 益夫
総合生命科学Ⅰ 細胞の分化 ○
血液の分化について詳しいが、不均等分裂、
ストカスティック(確率論的)モデル、
分化する多能性幹細胞の分化の方向性決定付け要因が面白い。
高井 義美、秋山 徹
がん細胞の生物学 がん研究のいま2 ○
石田 直理雄、本間 研一 編
時間生物学事典 ◎
概日リズム、メラトニン仮説、睡眠、時間遺伝子とがん発生の関係など。
時間生物学関連項目を専門家が2~4ページで説明。
新しい文献も多く非常に面白い。
パーソン
幹細胞の謎を解く ○
がんの幹細胞発生説の理解のために幹細胞について学習。
別冊 医学のあゆみ 癌幹細胞のパラダイムシフト ○
白血病や、乳がん以外の固形癌に幹細胞関連の内容が多い。目次とそれぞれの概要は
このリンクで読むことができる。「
癌幹細胞とmicroRNA」が興味深かった。
樋口 知之
統計数理は隠された未来をあらわにする―ベイジアンモデリングによる実世界イノベーション ○
第4章はベイズモデルによる遺伝子制御ネットワークの推定。
高木 正道
もう少し深く理解したい人のためのバイオテクノロジー ○
マイクロアレイ分析など最近の分子生物学技術について解説。
ケヴィン・デイヴィーズ
ゲノムを支配する者は誰か ○
ヒトゲノム解読の熾烈な解読競争の話。乳がん遺伝子の
BRCA1・2は競争者の一人の企業で発見された。
八代 嘉美
iPS細胞 世紀の発見が医療を変える ◎
新書。iPS細胞、再生医療応用は少なめだが、
遺伝子に関する初歩から専門に至るまでわかりやすく説明。
八代 嘉美
エスカルコ゛・サイエンス 再生医療のしくみ ◎
上記の内容の再生医療について更に詳細に説明。図多数。
山科 正平
細胞発見物語 その驚くべき構造の解明からiPS細胞まで ◎
ブルーバックス。細胞学に加え、顕微鏡の歴史や原理の勉強になる。細胞の顕微鏡画像の理解に便利。
(9.2) 医学論文の読み方、医療統計ウェイド
背信の科学者たち-論文捏造、改ざんはなぜ繰り返されるのか ○
Betrayers of the Truth (→記事:
論文にもいろいろある参照)
Greenhalgh
EBMがわかる―臨床医学論文の読み方 ○
Riegelman, Hirsch
医学論文を読む―臨床医に必要な統計学の基礎 第2版 ○
(→記事:
臨床試験の読み方参照)
佐藤 俊哉
宇宙怪人しまりす医療統計を学ぶ ○
SFで医療統計入門。笑えるが論文を読むには内容不足。
あくまで入門用。
グリフィス
データから学ぶ統計学 コンピュータ・エイジのための統計学指南(2) ○
具体的例から統計学を解説。読みやすい。
ペトリー
一目でわかる医科統計学 △
各項の最後に実例が示されていてわかりやすい。
ドーソン
医学統計データを読む 医学・医療に必要な 統計学活用法 △
読みやすい。
(9.3) 進化・遺伝R. M. ネシー
病気はなぜ、あるのか―進化医学による新しい理解 ◎
Why We Get Sick: The New Science of Darwinian Medicine どうして自分が病気になったか悩んでいるなら読むべき。
進化の過程で淘汰されなかった病には意味がある。
遺伝も進化の必然で自分や親の責任ではない。
ただ、原著も訳も論文調で読みにくいかもしれない。
栃内 新
進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ (ブルーバックス) △
上記の本の抜粋でわかりやすいが内容は薄い。
モアレム,プリンス
迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか ◎
モアレムは進化医学者、プリンスは大統領のスピーチライターという
組み合わせなので、専門的内容も非常に読みやすい。
上記の『
病気はなぜ、あるのか』よりも進化医学入門としてお薦め。
太田 朋子
分子進化のほぼ中立説 偶然と淘汰の進化モデル ○
ブルーバックス。生物にしては珍しく数式が出てくるが、比較的簡単な確率論モデル。ブログ"
shorebird 進化心理学中心の書評など"に
丁寧な書評。
北野 宏明他
したたかな生命 ○
著者はシステムバイオロジーの提唱者。
生命や社会の「ロバストネス(頑健性)」原理、
脆弱性とのトレードオフ、癌のロバストネスや治療への試み、
創薬のオープンソース化などにも言及。
三井 誠
人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源」 ◎
ヒトの進化について、最新の研究までがコンパクトに
わかりやすく説明されている。新書なので軽いのも良い。
(9.4) 解剖学・病理学・生理学・組織学・細胞学養老 孟司
解剖学教室にようこそ ○
脳や視覚について書く時にまた著者の本を引用する予定。
養老 孟司
カミとヒトとの解剖学 ◎
坂井 建雄
よくわかる解剖学の基本としくみ △
松村 譲兒
イラスト解剖学第5版 △
堤 寛
画像詳解 完全病理学総論 ○
堤 寛
完全病理学各論・全12巻 ○
上記全12巻のDVD版 完全病理学各論(2009年1月)
(→記事:
病理医に会いたい(1)参照)
清水 道生
実用細胞診トレーニング―これでわかる細胞の見方! ○
実用的で面白く写真も綺麗だが、大型本で重い。
熊澤 孝朗
痛みを知る (いのちの科学を語る 2) ◎
術後の痛みで悩んでいる時に読んだ。
痛みについて多くの文献と共に解説。面白い。
(→記事:
記事:痛みの科学参照)
當瀬 規嗣
図解入門 よくわかる生理学の基本としくみ ○
治療では細かいデータがいろいろ出てくるが、
体全体の構造と動きを見ておくと、理由がわかる。
消化、呼吸、血液循環、睡眠など全体のつながりがわかりやすい。
竹内昭博
新生理学(Qシリーズ) ○
オンラインでも公開されていて便利。(→
ココ)
(9.5) 免疫学、医薬雑学など平山 令明
分子レベルで見た薬の働き 第2版 ◎
大学などで参考書として使われている。化学式や分子の立体構造の
3次元図などから、化学の復習までできてしまう。
非常に構成が優れている。内容も、抗がん剤、G-CSF製剤、
鎮痛剤などが分子的にどう作用するか詳述。
中竹俊彦
「流れる臓器」血液の科学 ○
一般向けの科学的な血液の本。顕微鏡で見た血液の様子や、
血液の循環と働き、ヘモグロビン、白血球などわかりやすく解説。
斎藤 博久
アレルギーはなぜ起こるか (ブルーバックス 1585) ◎
アレルギーの原因を詳細に免疫から説明。
おかげで、難しくて複雑な免疫系がよくわかった。
(→記事:
アレルギーのメカニズム:杉花粉症の季節到来参照)
岸本 忠三
新・現代免疫物語 「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異 ○
わかりやすさのために免疫系を図を使用しないでエピソードで
綴る部分が理解しにくい場合もあるが、他はわかりやすい。
ポリクローナル抗体からモノクローナル抗体ができるまでが面白い。
萩原 清文
好きになる免疫学 △
ブルメスター
カラー図解 臨床に役立つ免疫学 △
唐沢 俊一
笑うクスリ指 ○ 文庫本の題名は
「クスリ通」 薬学、薬品販売についての雑学本。
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theme : 科学・医療・心理
genre : 学問・文化・芸術
tag : 乳がん 参考書 ボディーイメージ 食事 体験談 生活 化学療法 社会 カツラ 脱毛