仕事が中休みのせいか、ゼローダを飲んでいるわりに、体調は良い。
今日は、以前から見たかった、
トッキーさんの公演(うきふねさんのブログに写真)を見に、17:00有明癌研に行く。国際展示場駅付近には東京ビッグサイトや技術関連の仕事先があるので、よく行くが、ここに有明癌研があるとは知らなかった。
トッキーさんとは、マンマサロンでよく会っていたが、クリニクラウン、ピエロとしての彼女をなかなか見に行けなかったので、今回が初めて。彼女の別の公演の様子は
ここ、うきふねさんのブログ。
彼女は若くして乳がんになり、再発してからも長く、いくつもの転移があり、胸の転移で横になって寝ることさえできなくても、ずっとハードな動きを伴うショーを続けていたのは患者会で聞いていた。今日はいつもより、息が苦しそうだったとうきふねさんに聞いたが、風船を次々にふくらましたり、激しく動きながら観客に声をかけたり、殆ど休みなくパントマイム、ダンス、バルーンアートなどを見せてくれた。
トッキーさんはがん患者であるとだけ説明されていたので、多分癌研の観客の殆どは、彼女が再発していない、あるいは再発の症状がまだ軽い人としか思わなかっただろう。
観客の拍手とともに無事ショーが終わり、事情を知っている患者仲間たちは、ほっとし、うれしくなり、涙が浮かんでしまう。
彼女は病状が深刻なため、どうしても主治医も暗くなりがち、そのため外来の度に主治医を笑わせるジョークを考えてくるのだが、どうも不発だとか。主治医はきまじめだから、笑わせるのは大変だろうな。
トッキーさんに会うたび笑わせてもらいながら、いつも彼女からたくさんのことを学ぶ。
毎日を生き生きと過ごすためには、人を楽しませ、自分も楽しむこと。
theme : 病気と付き合いながらの生活
genre : 心と身体
tag : 乳がん 患者会 トッキーさん 有明 癌研 クリニクラウン ピエロ